【モチベーショングラフを書けない方へ】作成方法を分かりやすく解説!

自己分析を深化させる手法としてモチベーショングラフは非常に有益ですが、書き方が分からなかったり、難しくて書けない方も多いはず。。

この記事では、現役人事がモチベーショングラフの作成方法と自己分析への効果的な活用法を分かりやすく紹介します。

現役大手人事が解説!

目次

1. モチベーショングラフの基本

モチベーショングラフは、時間経過に伴うモチベーションの変動を視覚的に捉えるためのツールです。

まず、横軸に時間、縦軸にモチベーションのスケールを設定します。

これにより、自分のモチベーションの変遷を一目で把握できます。

2.モチベーショングラフの作成方法

①横軸:時間の選定

自己分析の対象期間を決定します。

これは数か月から数年に及ぶものまで様々ですが、過去の成果やイベント、変化が感じられる範囲を選ぶと良いでしょう。

年齢で区切るのも分かりやすいです。

例えば、直近の転職やプロジェクト経験が影響を与えている場合、その期間を含めることが重要です。

②縦軸:モチベーションのスケール

縦軸にはモチベーションのスケールを設定します。

0から10までの範囲が一般的で、0が最低のモチベーション、10が最高のモチベーションを表します。

このスケールに従って、モチベーションの変動を記録します。

③イベントや要因の追加

モチベーショングラフには、モチベーションの変動に影響を与えたイベントや要因を追加します。

成功や失敗、新しい挑戦、組織の変化など、具体的な出来事がモチベーションにどのような影響を与えたかを記録します。

↓モチベーショングラフ作成は、こちらの筆者のデータを編集してお使いください!
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3. モチベーショングラフの分析

モチベーショングラフを通じて、期間ごとのモチベーションの傾向を分析します。

上昇や下降が見られる場合、その時の出来事や状況を考察し、モチベーションの変動の背後にある要因を理解します。

例えば筆者の場合は、

モチベーションが高かった理由
・ゲームに夢中→何かに打ち込んでいたから。
・部長になる→上手くいっていたから。人を引っ張る側にいたから。
・自由な大学生活→自由に生きるのが好きだから。

モチベーションが低かった理由
・部活でレギュラー入りできず→失敗や上手くいかないことが嫌いだから。
・大学受験→興味無いことを勉強するのが嫌いだから。
・仕事で結果が出ない→頑張っても結果が出ないのは嫌だから。

4.分析結果を目標設定に繋げる

分析結果を見ると、自分がどういう時にモチベーションが上がっていたのか、充実感を得ていたのかが判明します。

それさえ分かれば、あとはその時のような生き方を目標にするだけです。
(誰しもモチベーションの高い生き方を目標にしたいですよね!)

例えば筆者の場合は、、、

モチベーションが高くなる時
何かに打ち込んでいる時打ち込める仕事をしたい、何かに打ち込んでいる人生を送りたい。
上手くいっている時自分の得意な仕事をしたい。結果を出せる人間になりたい。
人を引っ張っている時キャリアアップしたい。リーダーシップを発揮するような仕事をしたい。
自由に生きている時自分の裁量を大きく持ちたい。個人でやる仕事をしたい。

このようにすれば、目標も定まり、将来のイメージも明確になります。

逆にモチベーションが低くなる時も割り出すことで、自分に合わない仕事を選んでしまうリスクも回避できます。

過去のモチベーショングラフを書くだけで、

自分がどのような時に充実感を得られるか分かる
それを元に目標設定ができる
その目標に合った仕事を選ぶこともできる

というわけですね!

まとめ : 【モチベーショングラフを書けない方へ】作成方法を分かりやすく解説!

今回はモチベーショングラフの作成方法とその活用方法についてご紹介しました。

モチベーショングラフを使った自己分析は、過去の経験から学び、今後の方針を見極める手助けとなります。

期間ごとのモチベーション変動を可視化し、具体的なイベントや要因を把握することで、成功に向けた自己分析が進化します。

モチベーショングラフを積極的に活用し、自分のキャリアをより良い方向に導きましょう!

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